年齢とともに気になるしわ。特におでこのしわは他の部位よりも目立ちやすいことから、「どうにかしたい」とお考えの方は多くいらっしゃるでしょう。一口にしわと言っても、様々な種類があります。

こちらでは、おでこにできるしわの種類としわができたときの対処法、しわをつくらないために普段から心掛けることをご紹介いたします。

◆おでこにできるしわの種類と原因

・乾燥小じわ

乾燥が原因でできるしわです。表皮の角質層は約15％の水分を含有していますが、空気の乾燥やお肌の摩擦、生活習慣の乱れなどにより水分が失われてしまうと、お肌の柔軟性が失われます。お肌の表面のキメが乱れてしぼんでしまうことで、乾燥小じわができてしまいます。

・クセじわ

普段の表情のクセが原因でできるしわです。鏡を見るときや目を大きく見開くときなど、無意識のうちにおでこに力を入れるクセがある方にできやすいです。おでこの前頭筋は目の筋肉とつながっており、目が動くことで前頭筋も動くことから、知らず知らずのうちに力を入れるクセがつき、次第と深いしわになっていきます。

・加齢によるしわ

ハリがあるお肌の場合しわが入ってもすぐ戻りますが、加齢や紫外線などの影響でハリが低下している状態だと、もとのお肌に戻りにくくなります。また、重力に従ってお肌がたれてしまうため、皮膚が寄りおでこにしわが入るのです。

◆おでこにしわができたときはどうする？

おでこにしわができてしまったら、早めに対処することが大切です。乾燥によるしわの場合は正しい方法で保湿を行い、お肌の水分と油分のバランスを保ちましょう。普段のクセによるしわや加齢によるしわの場合は、フェイスエクササイズでおでこの筋肉の前頭筋を鍛えることでしわを改善することができます。

また、美容皮膚科での治療もおすすめです。ヒアルロン酸を注入したり、レーザー治療を行ったりと、様々な方法でしわ取りすることができます。美容皮膚科ではしわだけでなく、しみ取りもできるため、若く見えるお肌を目指すことができるでしょう。

◆おでこにしわができないように普段から心掛けること

お肌の老化の主な原因は、紫外線です。紫外線にはコラーゲンとエラスチンを変性させるUV-Aがあり、ダメージが蓄積するとハリがなくなりしわの原因となります。紫外線は1年中出ているため、日焼け止めクリームを塗ったり、日傘を差したり、帽子を被ったり、長袖・長ズボンを着用するなど、紫外線対策をしっかりと行いましょう。

また、保湿ケアを習慣づけ、お肌の水分を保つことも大切です。