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アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎|山梨の「さおり皮ふ科クリニック」|皮膚科・アレルギー科

当院では薬の塗り方のコツやスキンケアの方法など、お一人おひとりに応じた治療方法を、わかりやすく説明させていただきます。また、アトピー性皮膚炎はアレルギーが大きく関わっているといわれています。必要に応じて、アレルギー検査のご案内もさせていただきます。

また、これまで長く悩んでこられた方、かゆくて夜も目が覚めてしまったり、日中、何をしても集中できない方は、新しい保険治療の薬もありますので、診察時にお尋ねください。

ご質問や疑問があれば、なんでも気軽にご相談ください。

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎とは?

アトピー性皮膚炎は良くなったり悪くなったりを繰り返す、かゆみのある湿疹を主病変とする疾患であり、患者さんの8割ほどが、アトピー素因を持つとされています。『アトピー素因』とは、ご本人や家族が喘息、花粉症、食物アレルギーなど何らかのアレルギー疾患をもっていることをいいます。

症状としては、目や耳の周り、首、膝や肘の内側など特徴的な部位に繰り返しかゆみのある湿疹ができ、大人なら6ヶ月以上、子供なら2ヶ月以上症状が「よくなったり悪くなったりを繰り返す」のが特徴です。

原因、悪化因子はさまざまで患者さんによって異なりますが、そのひとつとしてあげられるのが、皮膚のバリア機能の低下です。セラミド脂質成分や皮膚の水分量が少ないと、細胞同士の隙間があいて水分が逃げやすくなり、皮膚がカサカサになって、外からのアレルゲンなどの異物が入りやすくなり、炎症や湿疹になりやすくなります。

そのため、保湿をしっかりしてあげて、外からのアレルゲンをできる限り体内に入らせないようにすることが大切です。

 

当院での治療

アトピー性皮膚炎の治療は、患者さんによって最適な治療は様々だと思っています。なぜなら、生活背景や、日々のスキンケアが大切になってくるからです。

当院では、患者さんそれぞれに、これまでどんな治療をしてきたのか、アレルギーがあるのか、家族に同じ症状の方がいらっしゃるのか、普段の生活環境、スキンケアの方法など、詳細にお聞きし、最適な治療を行うことを心がけております。

塗りぐすり

アトピー性皮膚炎の治療の基本は塗り薬です。アトピー性皮膚炎の患者さんは、皮膚のバリア機能が低下しているため、保湿をしっかりし、赤みがあるところには、ステロイドやタクロリムスの軟膏を塗るのが、一般的な治療となります。


ステロイド
 

炎症があるときによく使用されるステロイド外用薬は、炎症やかゆみを抑える効果があります。ステロイド外用薬は5段階の強さに分けられ、体の部位や、年齢などを考慮して、薬の強さや塗る回数を決めます。

状態をみながら、強さ、量の調節をしますので、安心してお任せ下さい。

ステロイドはこわいと思われる方が少なからずいらっしゃいます。是非お気持ちをお聞かせください。基本的には正しい使い方をすれば、怖い薬ではありません。

プロトピック
コレクチム軟膏
モイゼルト軟膏

炎症が落ち着いてきたところで使う薬です。ステロイドを長期間使うと、皮膚が薄くなったり、にきびが出来やすくなったりという副作用も出てきますので、ステロイドではない軟膏に少しずつ切り替えていきます。

いい状態をキープするために、2.3日に1回塗るという方法にも適しています。(プロアクティブ療法といいます)

プロトピックや、コレクチム軟膏、モイゼルト軟膏は副作用の少ない薬です。ステロイドほどの強い効果はありませんが、少し症状が落ち着いてきたときには、積極的に使います。


保湿剤
 

なんといっても大事なのが、保湿です。バリアなしで、敵に立ち向かっては、どうしても負けてしまいます。保湿剤で、しっかりバリアを作りましょう。

肌の状態、季節によって、保湿材の形状もさまざまあるので、調整いたします。

お風呂上がりの少し体が湿った状態で、保湿剤をたっぷり塗るのがおすすめです。それでも、乾燥が気になるところは、朝も塗りましょう。

のみぐすり

かゆみの強い患者さんにはのみぐすりも処方します。基本的には抗アレルギー薬を多く処方します。それでも、改善が乏しい場合は、ステロイドや、シクロスポリンなどの免疫抑制剤を短期的に使うこともあります。

抗アレルギー薬

抗アレルギー薬

保険で処方できる抗アレルギー薬は、10種類以上あります。それぞれの薬剤は、効果が人によってさまざまです。そのため、その方にあった薬をみつけることが大切です。効果を感じない時は、遠慮なくおっしゃてくださいね。

赤ちゃんや、妊婦さんにもつかえる薬もありますので、我慢せず相談してください。悪化させる前に、治療を開始することで、早く良い状態をキープできます。

デュピクセント

アトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因を抑える保険適応の皮下注射薬『デュピクセント』を当院で採用しております。

今までの治療で十分な効果が得られなかった、重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、投与開始後、間もなくから高い改善効果が見込まれます。

 

●対象となる患者さん●

✅ステロイド外用剤やプロトピック軟膏(タクロリムス軟膏)などの抗炎症外用剤を一定期間投与しても十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ

✅15歳以上のアトピー性皮膚炎の方 

※デュピクセント投与開始後も、原則として外用剤は継続

 

●注意点●

✅注射を刺した部位に赤みや痒みを呈すること(注射部位反応)があります。
✅5%未満の確率でアレルギー性結膜炎、頭痛、発熱が生じる可能性があります。

 

●治療の流れ●

①診察

導入希望の方は、予め当院医師の診察を受けていただき、導入適応があるか判断いたします。また、デュピクセントは高額な治療になりますので、医療費などに関しての導入に関する説明を聞いていただきます。お配りするパンフレットには、具体的な費用負担等についても記載されておりますのでご参照ください。
医師により導入適応があると判断され、ご本人が導入を決めていただいた場合には、次回来院日に当院でのデュピクセント皮下注射(初回導入)が可能となります。

②次回来院日に確認

デュピクセントは高額な治療薬であり当院では事前の手配が必要になるため、次回来院日をお伝えください。(尚、次回来院日はお電話でも伝えていただくことが可能です)

3⃣ 施術

初回導入日:開始日のみ2本を皮下注射します。その後は2週間に1回、1本を皮下注射します。

※自己注射(ご自身で皮下注射を行う場合)に関しては、2回ほど当院にて自己注射指導を行い、問題なく投与ができるのを確認させていただいた後に進めさせていただきます。

 

 

 

椛島健治・宮地良樹 編、エビデンスに基づくアトピー性皮膚炎治療 新しい潮流、中山書店、2019、134-135

リンヴォック NEW

赤み、かゆみの辛いアトピー性皮膚炎の方へ、内服薬の分子標的薬が、保険治療で処方できるようになりました。

1日1回毎日内服で、かゆみ、赤みの改善が期待できます。

今までの治療で十分な効果が得られなかった重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、投与開始後、間もなくから高い改善効果が見込まれます。

 

●対象となる患者さん●

✅ステロイド外用剤やプロトピック軟膏(タクロリムス軟膏)などの抗炎症外用剤を一定期間投与しても十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ

※リンヴォック投与開始後も、原則として外用剤は継続

✅12歳以上のアトピー性皮膚炎の方 (小児の重症アトピー性皮膚炎にお悩みの方にも使うことができます。)

✅採血(必要な項目を検査します)、胸部レントゲン(近隣の内科クリニックをご紹介します)の検査で異常を認めなかった方

 

●注意点●

✅現在、感染症(肝炎、肺炎、結核など)に罹患している患者さんは、使用することができません。


投与開始から12週後までに効果がみられない場合は、リンヴォック®による治療を中止します。また、ステロイド外用薬やタクロリムス外用薬等との併用により、半年間寛解(症状が治まっている状態)を維持できた場合には、各併用薬が適切に使用されていることを医師が確認した上で、リンヴォック®による治療の一時中止などを検討します。

 

●治療の流れ●

1⃣ 診察

導入希望の方は、予め当院医師の診察を受けていただき、導入適応があるか判断いたします。また、リンヴォックは高額な治療になりますので、医療費などに関しての導入に関する説明を聞いていただきます。お配りするパンフレットには、具体的な費用負担等についても記載されておりますのでご参照ください

2⃣ 採血、胸部レントゲン

採血を当院で実施します。胸部レントゲンは、近隣の内科クリニックや、ご希望があればかかりつけの先生に紹介させていただきます。

3⃣ 処方

検査結果に異常がないことを確認し、処方致します。まずは2週間処方し、症状をみながら、投与日数を調節していきます。

オルミエント NEW

赤み、かゆみの辛いアトピー性皮膚炎の方へ、内服薬の分子標的薬が、保険治療で処方できるようになりました。

1日1回毎日内服で、かゆみ、赤みの改善が期待できます。

今までの治療で十分な効果が得られなかった重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに対して、投与開始後、間もなくから高い改善効果が見込まれます。

●対象となる患者さん●

✅ステロイド外用剤やプロトピック軟膏(タクロリムス軟膏)などの抗炎症外用剤を一定期間投与しても十分な効果が得られず、強い炎症を伴う皮疹が広範囲に及ぶ

※オルミエント投与開始後も、原則として外用剤は継続

✅15歳以上のアトピー性皮膚炎の方 (小児の重症アトピー性皮膚炎のお悩みの方に使うことができます。)

✅採血(必要な項目を検査します)、胸部レントゲン(近隣の内科クリニックをご紹介します)の検査で異常を認めなかった方

●注意点●

✅現在、感染症(肝炎、肺炎、結核など)に罹患している患者さんは、使用することができません。

●オルミエントの良いところ●


✅オルミエントは症状が落ち着いてきたら、減量、中止することが可能です。

中止後、悪化した場合は、すぐに再開することができます。減量、中止しても、効果が維持されることがこれまでの研究で分かっています。

●治療の流れ●

1⃣ 診察

導入希望の方は、予め当院医師の診察を受けていただき、導入適応があるか判断いたします。また、オルミエントは高額な治療になりますので、医療費などに関しての導入に関する説明を聞いていただきます。お配りするパンフレットには、具体的な費用負担等についても記載されておりますのでご参照ください

2⃣ 採血、胸部レントゲン

採血を当院で実施します。胸部レントゲンは、近隣の内科クリニックや、ご希望があればかかりつけの先生に紹介させていただきます。

3⃣ 処方

検査結果に異常がないことを確認し、処方致します。まずは2週間処方し、症状をみながら、投与日数を調節していきます。

スキンケア

日常のスキンケアはとても大切です。普段のスキンケアの方法を教えてください。丁寧にアドバイスさせていただきます。わからないことがあれば、なんでも聞いてくださいね。

保湿剤を毎日塗る習慣をつけましょう

スキンケアでもっとも重要なことは、しっかり保湿をするということです。保湿剤は入浴後すぐに塗ることが大切です。浴室内で、タオルでさっとふいてから、たっぷり塗ることをおすすめしています。

保湿剤は乳液タイプやクリームタイプ、軟膏タイプなど季節や肌の状態に合わせて処方します。ボディーソープや、シャンプーなども低刺激のものをおすすめします。

当院では低刺激性のスキンケア製品もご案内しておりますので、ご自身にあうものを使用してみてください。

アレルギーの検査もできます

アトピー性皮膚炎は、なんらかのアレルギーが関係していることが多いとされています。採血で簡単にアレルゲンを調べることができます。

山梨県韮崎市にあるさおり皮ふ科クリニックの皮膚科・アレルギー科では、血液検査によるアレルギー検査や、かぶれの原因を精査するために、皮膚に微量のアレルゲンを貼るパッチテストを行っています。

自分のアレルギーを知ることで、それを避けることが治療にもつながりますので、おすすめです。

インターネット予約

当院は、予約優先です。
60日前からおとりできます。
是非ご利用ください。

~美容の施術のご予約の方へ~
・予約時間の10分前に来ていただき、パウダールームでメイクを落とした状態で、お待ちいただきますようよろしくお願いいたします。
例)フォト治療
予約時間 10時から10時30分
→9時50分に来院をお願いいたします。
・ピコトーニング、ピコフラクショナルで麻酔希望の方は、ご予約いただいた時間の30分前にご来院ください。
(麻酔時間を考慮し平日9:30・15:00/土曜9:30・14:00でご予約をお願い致します。平日9:00・14:30/土曜9:00・13:30のご予約はできません。)
 

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